青木 健一(あおき けんいち)

役職:スタートアップ「ビジラボ」代表取締役
年齢:32歳
性格:情熱家で行動派。直感で動きながらも、失敗を糧に学んでいくタイプ。法務や経理の知識には疎いが、仲間の支えと素直な吸収力で成長していく。
口調・印象:明るく親しみやすいが、時に勢いで空回りすることも。周囲からは「元気で人懐っこい社長」として慕われている。
得意分野:営業戦略、チームマネジメント、プレゼン。熱量で人を巻き込むのが得意。
苦手分野:契約書・法務・税務などの細かい事務手続き。

人物像(描写)
青木は、いかにも“スタートアップの熱血社長”といった雰囲気の男性。ネイビーのジャケットに白シャツ、ノーネクタイのビジカジスタイルが定番。
少し寝不足気味の目に、次のアイデアを考えているような光を宿している。
失敗を恐れずに突き進み、時には周囲を驚かせながらも、いつの間にか人を巻き込んでしまう不思議な魅力を持つ。

エピソード
ある日、契約書を読まずに取引先と口約束でプロジェクトを進めてしまい、大混乱に。
そんな時に神崎凛(法務メンター)に助けられ、「勢いだけでは会社は守れない」と痛感。
その出来事をきっかけに、ビジラボの内部体制を立て直す決意をする。

口癖:「とりあえずやってみよう!」「失敗しても、そこから学べばいいじゃん!」

神崎 凛(かんざき りん)

役職:法務メンター/弁護士・リーガルアドバイザー
年齢:35歳
性格:冷静沈着で論理的。感情に流されず、常に事実と理屈で物事を整理するタイプ。だが、相手を見下すような冷たさはなく、「理解させる力」を持つ。
口調・印象:言葉は端的で的確。ときおり冗談を交えながらも、説明はわかりやすく、相手を安心させる知的な雰囲気を持つ。
得意分野:契約法、会社法、労働法などビジネス実務全般。複雑な条文を「人間関係の物語」として解釈し、現場に応用できる形で伝えるのが得意。
苦手分野:感情論・根性論・勢いだけの仕事術。

人物像(描写)
神崎は黒髪セミロングをきれいに整えた、落ち着いた雰囲気の女性。
ダークグレーのスーツに白いシャツ、シルバーのアクセサリーが控えめに光る。
無駄のない動きと、相手の目を真っすぐ見つめる落ち着いた表情が印象的。
話を聞くときはうなずき、考えるときはペン先を軽く唇にあてる癖がある。

エピソード
青木が「口約束で契約を進めてしまった」トラブルの際、冷静に事実を整理しながらも、
「契約書は“信頼できない相手を守るためのもの”じゃなく、“信頼できる相手を守るためのもの”なんですよ」と語った。
この言葉が青木の意識を変え、法務の重要性を理解するきっかけとなった。

口癖:「論理と信頼はセットです」「感情を整理すると、答えは自然に見えてきます」

斉藤 恵(さいとう めぐみ)

役職:経理・総務担当/バックオフィスリーダー
年齢:30歳
性格:几帳面で現実的。冷静な判断力と実務力でチームを支える「縁の下の力持ち」。感情に流されず、数字と事実をもとに判断するタイプ。やや辛口なコメントもあるが、根底には仲間への強い信頼がある。
口調・印象:落ち着いたトーンで、的確にポイントを突く。時折、青木の暴走にあきれながらも、結局は誰よりも彼を支えている。
得意分野:会計処理、労務管理、契約書類の実務、スケジュール管理。問題を早期に発見し、現実的な解決策を出すのが得意。
苦手分野:抽象的な議論・感情論・勢い任せの計画。

人物像(描写)
斉藤は、事務所の安定を保つために常に全体を見渡している存在。
淡いベージュのカーディガンと白いブラウスという落ち着いたオフィスカジュアルが定番スタイル。
表情は柔らかいが、ミスを見逃さない鋭さを内に秘める。
タブレットを片手に、冷静に指摘を入れる姿はまさに“現実担当”。

エピソード
ある日、青木が契約書の期限を忘れてトラブルになりかけたとき、
「社長、勢いも大事ですけど、締切のほうが現実です」と一言。
冷静な対処で会社を救いながらも、その後しれっと次の仕事を片付けていた。
彼女の一言が、チームの方向性を地に足のついたものに戻すこともしばしば。

口癖:「数字は嘘をつきません」「理想もいいですけど、まずは現実を整理しましょう」

田中 翔(たなか しょう)

役職:若手エンジニア/読者代弁者ポジション
年齢:25歳
性格:素直で好奇心旺盛。分からないことをそのまま聞けるタイプで、チームの中では「素朴な疑問係」。発想は柔軟だが、社会人としてはまだ未熟で、現実の厳しさに驚くことも多い。
口調・印象:フランクで親しみやすい。「え、それってヤバくないっすか?」など、ストレートな言葉で核心を突く。周囲からは“天然だけど憎めない後輩”として愛されている。
得意分野:プログラミング、ITツール活用、テックサポート。論理的思考力があり、感覚的な青木社長を技術面で支えることも多い。
苦手分野:契約や法律などの形式的・抽象的な話。難しい専門用語にすぐ混乱する。

人物像(描写)
田中は、少し寝ぐせのついた黒髪に黒縁メガネの青年。
いつもラフなシャツにカーディガンかパーカーというカジュアルな格好。
デスクには大量のガジェットとコーヒーカップ。
目を丸くして「それ、どういう意味ですか?」と首をかしげる仕草が印象的。
だが一度理解すると、誰よりも早く行動に移す吸収力を持つ。

エピソード
青木が「ADR」と言い出したときに、
「え、ADRってアドレナリンの略っすか?」と真顔で尋ね、神崎に静かにため息をつかれた。
その後、神崎の丁寧な解説をきっかけに、法務の世界の奥深さに興味を持ち始める。
青木・斉藤・神崎のやりとりを“視聴者目線”でツッコむ存在。

口癖:「それ、つまりどういうことっすか?」「あ、また難しい話始まった…!」